今回は左後ろをぶつけてしまったマツダ フレアの板金塗装のご紹介です。

写真の様に、左後ろのフェンダーパネルがかなり鋭角に凹んでいました。
内板パネルが厚い上に硬く引き出すのに少々難儀しました。(内側からはスペースが無く叩き出せませんでした)
リヤバンパーとレールカバーは新品でもお値段が安かったので修理はしないで交換に致しました。


大体の板金が終わりましたら、新品パネルを仮合わせしながら隙間や出面を微調整していきます。
ここでこんなもんでいいやと諦めずに時間をかけて合わせていく事で仕上がりが大きく変わってきます。
鈑金が終わりましたら、ねんどの様なパテという材料でボディを滑らかにして、塗装前の下地であるサフェーサーという塗料で仕上げていきます。
サフェーサーを細かい紙やすりで整えたら塗装になります。


余計な所に塗料が付かないようにマスキングをしてから塗装になりますが、その前にボディと同じ色になるように色を合わせる調色をしていきます。
今回の色もですが、最近はかわいらしいパステルカラーが多く、赤み、黄色み、青み、黒みなど微妙なので調色に時間がかかってしまいます。
調色が終わりましたらスプレーガンによる塗装が始められます。


塗装が終わり、乾燥機で乾燥させましたら磨いて組み付けていきます。

修理費用 97000円
お預かり期間 5日