今回はクラウンのボンネットクリヤーハゲの塗装ご依頼です。

ご覧の様な状態で、濃い色にはよくある症状です。
しかし、今回は全塗装されたお車で、薄く塗られたクリヤー(透明な塗装)を限界まで研磨されて磨かれたお車でした。
サンドペーパーで研磨してから磨くことにより鏡面仕上げができるのですが、あまりにも削りすぎてクリヤーの膜が薄すぎて剥がれてしまった可能性が高いです。

本来でしたら剥がれたクリヤーの部分をサンドペーパーで削って塗装前の下地塗料であるサフェーサーを塗るのですが、クリヤー膜が薄すぎて対応できなかったので、ボンネット一面にサフェーサーを塗ることになりました。

ご覧のようにサフェーサーを塗った後、細かいサンドペーパーで下地を作っていきます。

塗りあがりはこの映り込みです。
たいへん綺麗に仕上がりました。

純正のように程よく磨いて終了です。
クリヤー膜をあまり薄くしないように何事も程よくが良いかと思います。

預かり日数 3日
塗装代   54,000円