今回ご納車させて頂きましたミラジーノのご紹介です。
良好なジーノは減ってきましたがこちらの車両は走行距離5万キロ台で調子が良いお車です。
好調のお車ですが、ミラジーノ特有の弱点を含め更に手を加えて仕上げていきます。
お決まりのエンジンを支えているエンジンマウントの交換。走行距離が少なく、まだエンジンマウントも良好でしたが、末永く乗っていただく為に最初から付いている貧弱なエンジンマウントから対策品で強化型のエンジンマウントに交換します。
ミラジーノをメインで扱っていて気付いたのですが、左前のブレーキが錆で固着する車両が最近多く見られます。
こちらの車両も若干固着気味でしたので、念のためキャリパーという車にブレーキをかける部品の修理を致しました。
同じく左前のタイロッドエンドブーツというゴムブーツが破けていたので交換。このゴムのカバーが破けていると車検が受かりません。激安で売られているお車は、乾燥するとゴム化する液体ガスケットでごまかして車検を取得している車両もありますのでお気をつけ下さい。
写真一番左の発電機であるオルタネーターも発電が弱くなっていたので交換
このオルタネーターが壊れていると、バッテリーの充電ができずバッテリーがあがってしまいます。
バッテリーがあがるとエンジンが止まって走行ができなくなるので重要な部品になります。
15年以上前のお車ですので、ご購入時は確認していただく事をお勧めいたします。
そしてエンジンメンテナンスの基本であるエンジンオイル・エレメント交換。
軽自動車の場合、普通車と比べるとエンジンの回転が高くなりますので3000kmごとの交換をお願いしております。
こまめに交換すればするほどお車も元気に頑張ってくれます。
そして最後に、いつ交換したか分からない中古車のバッテリー交換です。
納車してすぐにバッテリー上がりで困らないように全車バッテリー交換してのお渡しになります。
古いお車ですが、少しでも安心してお乗りいただく為に必要な整備になります。
ボディも少し目立つキズヘコミがありましたので左側3パネル塗装してピカピカで納車致しました。
ヘコミをスタッド溶着機という機械でヘコミを引き出し、固まるねんどみたいなパテという材料でドアを平らにしていきます。
そしてマスキングをして塗装の準備をしていきます。
ご覧の通り、板金塗装歴16年の職人が仕上げていきます。
ミラジーノは個性的な外観をもつお車ですので大きなキズヘコミがあると美を失われます。
最後に洗車コーティングを施工して完了です。
機関内外装含めて3日という時間をかけて仕上げました。
写真で判断できるほど光沢にはこだわっています。
とても喜んでいただけました!
ありがとうございました<m(__)m>
しっかり整備後のミラジーノをご希望の方は是非ご相談下さい。
全塗装など、ご希望のジーノをお作り致します。